冷風を上手に使いましょう
一般的なドライヤーを見ますと、必ず(機種により多少の違いはありますが「ターボ」「ドライ」「クール」もしくは「ホット」「クール」の切り替え装置がついています。しかし「クール」の機能を使わない方が多いのではないでしょうか?実はこれが非常に勿体ない!この「クール」機能を使用する事で、とても髪を艶きれいにすることができます。
クール機能の使い所は、髪をドライヤーで8割程度乾かし後、2割を「クール」で乾かす。これだけです(笑) これだけですが効果は抜群、原理は濡れたままの髪の毛はキューティクルが開いたままで、とてもデリケートな状態となっている為、ドライヤーの熱を加えることで、髪の毛のキューティクルを閉じさせる効果があり、さらに「クール」でキューティクルを引き締めることができるのです。
あとは
・タオルドライの際は、「ゴシゴシ」ではなく「ポンポン」と優しく拭く。
・同じ場所への熱風の当て過ぎには注意する。(ドライヤーは地肌より20cm離し、小刻みに揺らしながら。)
・髪を乾かしているときは、ブラシは使用しない。(キュ‐ティクルを守るため。)
・ブラシは髪が乾いたあとに使用する。
これだけでも髪は艶きれいになりますので、今まで「ホット」だけの方はぜひお試しください。
ヘアドライヤーの選び方
お店に行けば色んなタイプのドライヤーが販売されていますが「種類が多くて分からない?」という方が多いのではないでしょうか?そこで現在販売されているドライヤーについてご紹介してみたいと思います。
マイナスイオンを搭載したドライヤー
マイナスイオンドライヤーは、髪にマイナスイオンを吹き付けることによって、髪の毛の静電気を減少させ、まとまりやすくするものです。普通のドライヤーに比べて髪の水分を適度に保持しますので髪のパサつきが気になる方には、お勧めです。保湿効果により、髪の毛についた細かい水滴がキューティクルや髪の毛皮質に浸透し、指どおりを良くしてくれます。よりマイナスイオン効果を得たいなら、マイナスイオンがドライヤーの熱から守られる機能があるものがおすすめです。比較的安価な機種にも搭載されているのも魅力的です。
ナノイーを搭載したドライヤー
ナノ化された水分で髪に水分を補給し、髪のうねりを抑えるナノイーは、通常のマイナスイオンとは違い「ぺルチェ方式」とよばれる水分をナノ化する技術を採用しているので、髪を乾かしながら髪に水分を補給することができます。これによって、髪の水分バランスを整えて髪のうねりを抑える効果があります。頭皮の乾燥にもナノ化された水分が皮脂と結合しやすくなるので頭皮のうるおいを保ちやすくなります。
プラズマクラスターを搭載したドライヤー
プラズマクラスターは、自然界と同じプラスとマイナスのイオンを創り出すシャープ独自の技術です。プラズマクラスターイオンが髪の表面を覆うことで、水分子コートが完成し、うるおいは8時間持続します。また、プラズマクラスターイオンはブラッシングによる髪とブラシに生じる両方のイオンを中和し、静電気を抑制します。その上、イオンの働きで髪に染み付いたにおい成分を除去してくれるので消臭効果もあります。
温風がでるだけのドライヤーに比べると、マイナスイオンやナノイー機能搭載のドライヤーは値段が高くなってしまいますが、一度購入すれば何年ももつ商品ですので、お財布に余裕がある時にでもご購入を検討されてみてはいかがでしょうか?