髪の基礎知識 無添加シャンプー育毛 薄毛 抜け毛

無添加シャンプー育毛 薄毛 抜け毛

Q:1 髪の材料は何?
髪はケラチンと呼ばれる保水性の高いたんぱく質が9割を占めます。ケラチンは、約18種類のアミノ酸が結合してできたもので、その割合は、シスチン(16.0%)、グルタミン酸(14.8%)、アルギニン(9.6%)、グリシン(9.5%)、ロイシン(9.1%)、アスパラギン酸(8.0%)、セリン(7.6%)、スレオニン(7.2%)、バリン(4.7%)等で構成されています。.
Q:2 髪の構造?
髪は3層構造になっており、表面を覆い内部を保護する毛表皮(hair fiber cuticle)、内側の毛皮質(hair fiber cortex)、そして硬毛の一部は中央に毛髄(medulla)で構成されています。髪の毛の傷みは、主にキューティクルが傷つき剥がれた状態です。このとき髪はダメージを受けやすく、傷ついた個所からケラチンが流出します。ケラチンが流出すると髪の保水性も失われ、髪がパサパサした状態になります。
Q:3 髪に良い食べ物
・アミノ酸を含むタンパク質が多い食品は髪の基本成分であるケラチンのもととなります。(肉、魚、卵、大豆製品、牛乳、乳製品)
・ヨウ素を多く含む食品は甲状腺の働きを助け、髪の発育を促進します。(わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類)
・ビタミンA、C、E、Fを多く含む食品は血行を良くして、抜け毛を防ぎます。
(にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野玄米、胚芽米、小麦胚芽油、ごま、ナッツ類、紅花油やレモン、オレンジ、キンカン、さくらんぼ、いちごなどの柑橘類)
・ビタミンBを多く含む食品は頭皮の新陳代謝を促進します(玄米、小麦胚芽油、豚肉、レバー、マグロ)
・エイコサペンタエン酸を多く含む食品は血液の凝固力を下げて血液をサラサラにします。(いわし、ぶり、さばなどの青魚)
・コラーゲンを多く含む食品は髪のツヤやハリをよくします。(長いも、れんこん、納豆、鶏の手羽など)
Q:4 食生活で気をつけたい点
・毎食きちんとバランス良く多くの食品を食べる。
・野菜をたくさん食べる。・食べ過ぎない。
・脂肪分が多くカロリーが高い食品、交感神経を刺激する激辛食品など食べ過ぎに注意する。
・一つの栄養に偏らず、少しずつ多くの食品を食べる。(理想、1日30品目・・多分無理・・・)
・白色のごはんや、パン、牛乳緑色のほうれん草、小松菜、トマト、肉、黒豆、ごま、わかめ黄色のかぼちゃ、卵、レモン、と色分けして、白、緑、赤、黒、黄、を一回の食事で食べるように心掛けるのも一つの方法です。
・過剰にサプリメント等を過剰に摂取すると、抜け毛が増加する場合がありますのであくまでもバランスが重要です。
Q:5 ヘアワックスは大丈夫?
ヘアワックスの使い過ぎや付けたまま長時間の放置には注意が必要です。長時間の放置は、余分な脂分や付着した汚れが毛穴を詰まらせ、脱毛の原因になりうる可能性もありますので薄毛が気になるのであればつけない方が無難です。
Q:7 リンスやトリートメントはするべき?
リンスやトリートメントは髪の補修や保護膜を形成して摩擦での髪のダメージを軽減させる目的ですので髪のパサつきが気になる方は使用したほうがよいです。
しかし、市販のリンスやトリートメントは地肌にとってはあまり良いものではありません。使用される場合は、地肌には付けず毛先に付けるよう心がけ、その後は必ず良くすすいでください。
また、育毛剤をご使用の方にはおすすめできません。リンスやトリートメントが地肌に残ると、毛穴が塞がれ育毛剤が毛根まで浸透せず本来の効果を十分に発揮することができないからです。
薄毛で悩む男性の方は、ご使用を控えた方が無難だと思います。
Q:8 お風呂後の髪はドライヤーで乾かすべき?
タオルドライで十分に水気を取ったあとに使用時間を短くして低温の温風で乾かしましょう。ドライヤーの熱によりキューティクルの損傷・または髪の表面が焼けてダメージを与えることがありますのでくれぐれも、高温の温風を長時間頭皮に当てることは避けて下さい。
しかし、濡れたままにしておくのも髪や地肌には良くありません。地肌が濡れたまま自然乾燥をすると、頭皮の角質を痛めたり、雑菌が繁殖しフケやかゆみの原因となる事もありますのでご注意下さい。
運動は行うべき?
育毛と健康は2つで1セットです。健康なくして育毛も望めません。健康管理には適度な運動が必要となります。
お勧めは有酸素運動。心肺機能が強化されて、血行が良くなり新陳代謝も活発になります。血行が良くなると、髪にも栄養が届きやすくなります。
まずは軽いジョギング、通勤を自転車でする、駅まで歩く、など1日2、30分をめどに【軽めの運動】から無理なく始めてみて下さい。
Q:10 タバコは?
タバコは体に百害あって一利なし。もちろん髪にも悪影響を及ぼします。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、体温をさげてしまうことがあります。
発毛剤(リアップ等)に含まれるミノキシジルは血管を拡張させる働きがあります。 ということは・・・・・その結果、体全体の血流が悪くなり、髪にも必要な栄養が届きにくい状態となります。
さらに悪いことに、タバコは毛髪に必要なビタミンCも破壊します。
髪の為には即!禁煙です。
Q:11 アルコールは?
適量のアルコールはストレスを解消し、頭皮の血流を良くすることもあります。しかし、飲み過ぎると血液循環が悪くなり、髪の毛にも悪影響を及ぼします。
また、アルコールしか飲まず食事をとらない方がいますが、これでは髪の毛に必要な栄養素である、タンパク質や糖分も十分に摂れません。ましてや、二日酔いで胃腸を悪くすれば栄養状態は最悪です。飲酒は適量を心がけて下さい。

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